未確認飛行物体(UFO)と言ったら「空飛ぶ円盤」をイメージすると思うけど、僕が見た未確認飛行物体は「空飛ぶ角板」です。

もう15年くらい前になるかな、朝の仕事が終わって(9時頃)家に戻る時に空を見上げたら頭上付近にそれは居ました。

形状は立てた畳と同じでした(縦・横・厚さの比率)、と言うより初見の一瞬は畳が空に浮かんでると思った。青空で距離感がさっぱり分からなかったけど、はっきりクリアに見えたので結構至近距離に感じました(うーん、100~200メートル?くらいに思えた)。金属っぽい質感で色はグレーでした(鉛の様な重量感)、太陽光の反射とかは無かったです。表面はのっぺらだったか少し何かあったか記憶がハッキリしません。

微かな揺れもブレもなく小走り程度の一定の速度で静かにゆっくりスーっと滑るように南西方向に水平に移動していました。無風でした、音は一切しません。物体が浮いてる(飛んでる)と言うより、物体の周りの空間に重力が無いみたいな不思議な感覚を受けました。

15秒ほど眺めてたでしょうか「あっ写真撮らなきゃ」と思い、急いで部屋に走って行って窓からカメラを構えたけど(その間10秒くらい)あれれれ?見当たりません。焦って外に出て暫く探しましたが何処にも居なかったです。写真撮るよりそのまま眺めてたらよかったとすごく後悔。

(至近距離だったとして)あのサイズあの厚さでは人間(的なものかも(笑))の乗るスペースなんか無いし「ただただ、いったい何?」と思うばかり。

後日考えたのは、異次元(人)とのすれ違い。三次元の自分が二次元の人達の世界(平面)をたまたま踏んでしまったみたいな。それならあの物体の存在が納得出来る気がします。ともあれ是非もう一度見たいです。

吉田園芸部